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表 (データベース)[ひょう] 関係データベースやフラットファイルデータベースにおける表またはテーブルとは、データ要素(値)の集合を垂直な列と水平の行のモデルで構成したものである。表には所定の個数の列があるが、行数は不定である。各行は特定の列の値で識別され、それを候補キーと呼ぶ。 表は関係と同じ意味でも使われる。ただし、表は多重集合がありうるが、関係モデルにおける関係は重複を許さない点が異なる。実際のデータ行の他に、表にはその表や特定の列での値に関する制約のような何らかのメタ情報が対応しているのが一般的である。 表内のデータはデータベースに物理的に格納されている必要はない。ビューも一種の表だが、そのデータはクエリ時に計算で求められる。また、別のデータベース内の表へのポインタとして機能するニックネームもある。 == 他のデータ構造との比較 == 関係データベース以外(階層型データモデルなど)では、表にほぼ相当するものとして構造化ファイルがあり、レコードが表の行に相当し、レコードのカラムが列に相当する。 表計算ソフトとは異なり、各フィールドのデータ型は、表を表すスキーマで定義されているのが普通である。関係データベースによっては、フィールドのデータ型定義が厳密でないものもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「表 (データベース)」の詳細全文を読む
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